浮遊懸濁物質(SS)が多い重金属類汚染水の処理には、凝集沈殿処理を行います。
水中で懸濁している浮遊物質は主にマイナスの電荷を帯びており、互いに反発しあい、水中に懸濁している状態にあります。そこに、プラスの電荷を持つ水処理剤を加えると電荷が中和され、粒子間に引力が働き塊状に集合します。
これを凝集と呼びます。
この凝集作用を用いて、水中で懸濁している粒子を沈澱分離する事で上澄水を得る方法が凝集沈殿法です。
当社では、アステック社の凝集助剤「Minelco」、粉体水処理凝集剤「PAPAT」を使用した処理をご提案しています。
Minelcoと各種無機凝集剤、高分子凝集剤を組み合わせ、凝集物を形成させ沈殿分離します。
PAPAT1剤のみで、凝集物を生成させて沈殿分離します。
ZEOメイト1000」は、粉体凝集剤供給フィーダーを備えており、PAPATの使用に最適です。
【亜鉛メッキ工場跡地における汚染地下水対策工事】
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