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冷却塔(クーリングタワー)の冷却水・循環水処理 orange_bar

カルファバス(CALFA BAS)導入に過大な設備投資は不要


「カルファバス」の最大の魅力は、その手軽さです。大型でコスト高な設備は何ひとつ必要としません。

また、液体薬品を管理・回収する「ケミカルドラム」、頻繁に故障する薬注器等も全く不要です。「カルファバス」を箱から出して、そのケースごと、冷却塔底部に置くだけです。 たったこれだけの事で、内容成分が徐々に溶け出して、6か月間冷却設備・配管内をクリーニングし、いつも100%の能力を引き出せる、良好なコンディションを維持するのです。

但し、最適な状態に維持管理する中で一つだけ重要な事があります。それは循環水の「濃縮度」を下げる為に行う「強制ブロー」の方法です。カルファバスの化学的特性上、「オーバーブロー管」で「上から抜く」のではなく、定期的に「ドレン管」を開きタワーの「下から抜く」のが重要となります。下図の様にカルファバスは水の中の不純物を「凝集」させて抜き取ります。


従来の水処理剤 CALFA BAS
【分散】 【凝集・沈殿】
従来の「有機リン系」の水処理剤を用いた分散技術で、近年、中国産毒入り餃子で騒がれた「農薬」もこの類の有機リン化合物です。スケールの組織化、設備への付着を防ぐために、水中全体に分散させる。 これに殺菌剤(塩素など)が加えられて、環境中に散布・排水される。
←(上部) 清水

カルファバスの新技術は、水中のスケール成分を凝集させ、底部に沈殿させます。もちろん上部のクリアな水は、別の目的での再利用も可能です。(植栽への散布・トイレのフラッシング・非常用水)

←(下部) スケール成分の凝集・沈殿

仮に、クライアント様が「メンテナンスフリーにしたい」と言う事であれば、弊社にて「自動ブローダウン装置」のご提供もしております。
何もしないでも、循環水がある一定の「電気伝導度」まで達したら、ある一定の「電気伝導度」まで自動で落とします。

上限は、やはり1,000μsm 〜 1,200μsm の間をお勧めしております。 なぜなら学術的に下記の様なデータ・指導が出ている為です。

(財団法人 省エネルギーセンター 改定2版「クーリングタワー」著:高田秋一・川原孝七)より
高濃縮による補給水量の減少の程度は、「濃縮倍率5倍程度」までが著しく、それ以上は濃縮を上げても顕著は減少はない。一方、高濃縮倍数での運転は循環水の水質悪化を招き種々の障害を生じやすくするばかりでなく、添加した水処理剤の効果の持続性にも限度があるため、適度な濃縮倍数を選定する必要がある。
詳しくはこちらから

例えば、補給水の電気伝導度が200μsmだったとした場合、1,000μsmまでしか節水効果がほとんどない。と言う事です。

「可能な限り節水で経費削減!」と意気込んで、大量の有機薬剤を使用し2,000μsm(10倍濃縮) ・ 3,000μsm(15倍濃縮)、それ以上に上昇させても、必要になる「有機薬剤濃度のコスト」+ 結局、効果せず、スケール障害で無駄に消費する「エネルギーコスト」+ スケールを除去するための「洗浄コスト」、排水する為だけに使われる「水コスト」等が膨大にかかっていては「本末転倒」と言う訳です。

それより何より、そんなにも「超高濃縮の混合薬品水」を環境中にまき散らしてしまう事も、決して忘れないで下さい。

私たちは、クーリングタワーを「人体」と考えております。

私たちは、「冷却設備」と「冷却水」は、人間の人体と全く同じだと捉えており、「冷却水」は血液、 「パイプライン」は血管、充填剤は腎臓といった具合いに考えています。従いまして、カルファバスを初めて投入する際は、その冷却設備の特徴、設備されている環境、補給水の水質、循環水の水質、熱交換率や温度など全てのデータや特徴を集めます。

それはちょうど医者が本格的な治療の前に、患者に精密検査を行い、体質・原因を見つけ出し、現状起きている病気に対して、今後、どの様に治療を進めていくべきか?その患者が引き続き生活するにあたって、どんな事に気をつけるべきなのか?を患者と一緒に取り組んで行き、治療をすすめて行きます。

弊社も全く同じ方針をとっております。問題点・共通認識を設備の管理者様と共有し、ご相談しながら進めてまいります。こちらから管理者様に、いくつかお願いする項目もございます。仮に全くご協力いただけないと言う場合、誠に申し訳ございませんがお断りさせていただく事もございます。

まずは水質検査を行います。水質と言うのは国や地域、設置されている場所、補給水の水源等によりさまざまですので、まず、この補給水を分析し、そして、その冷却設備で循環している間にどのくらい変化するのか?を調べるために、 一定時間循環された循環水を採水して分析いたします。

そのデータを基にして「カルファバス」を投入いたします。冷却設備内のスケールやスライム、藻、バクテリア等に対して、 適切な措置を、その「状況」や「程度」によって施し、その冷却設備が本来持つ能力に戻す。と言うことをゆっくりと行います。

ちょうど、血管内の悪玉コレステロールを減少させ、血糖値を落とし、 健康な体へと導く医療行為に似ています。

「二フッ化アンモニウム」や「塩酸」などの危険物・劇物を用いた酸/薬品洗浄は、瞬時にその効果を出す代わりに、大きな副作用を引き起こす「西洋薬」とした場合、「カルファバス」は「漢方薬」に近いと思います。「カルファバス」は強酸による中和ではなく、イオンの技術で設備内を洗浄致します。内容成分は元来、地球上に存在している無機成分のみですので、設備に与えるダメージ(副作用)や、管理される方の人体に与える影響は全くありません。40日程度でスケールがゆっくりと脱落して、やがて健全なシステムに戻っていきます。

しかし最も大切なのは、病気を未然に防ぐ「予防」です。
カルファバスは、もともとこの「予防」を目的に開発された製品で、「予防」こそが何よりの「高い価値」であり、大幅な「ランニングコスト削減」へとつながって行きます。身体の異変に気づき病院に行き、そこで初めて病気が見つかってからでは遅いのと全く同じです。

最後にもう一度繰り返させていただきますが、「クーリングタワーは「人体」と全く同じ」>です。
従いまして、薬剤だけを販売して「ありがとうございます。もっと薬剤の量と種類を増やしませんか?」と言う、不適切な「利益追求行為」は一切行いませんので、ご安心下さい。 人体も大量の薬剤で「薬漬け」にされては、健康になるはずがないのと同じです。

一般的にビジネス界では 「三方よし」と言われます。「三方よし」とはビジネス活動の理念を表す代表的な言葉で、「売り手よし、買い手よし、世間よし」つまり、「売り手側」、「買い手側」、「社会貢献」と全ての人々に喜ばれる活動の精神として知られておりますが、 私たちは
「売り手よし、買い手よし、世間よし、未来よし」の「四方よし」を心がけております


CALFA BAS (カルファバス)はクーリングタワー(冷却塔)の「サイズ」や「形状」は問いません。小型のクーリングタワーから、超大型の冷却設備、どんな設備であっても設置が可能です。通常、「液体水処理薬剤」を使用する場合、「自動薬注装置」を必要とします。

超大型の冷却システムの場合は、コンピューター管理されていて、蒸発・飛散量(LOSS)、補給水量(Make Up)に応じて薬剤が添加、濃度コントロールを行いますので、高額なシステムと大変なメンテナンスの労力が必要となります。

年間単位で高額な修理費、またはメンテナンスの保守契約費がかかるでしょう。CALFA BAS(カルファバス)はその様な心配は一切ありません。CALFA BAS(カルファバス)は冷却塔底部に置くだけで、水の流れとともにゆっくりと成分を溶け出させる「固形物」にしたのは、その様な理由からです。ムダなコストはかけさせません。必要なのは冷却塔内の「水の動き」。これだけです。もちろん水が動かない「冷却塔」はありません。

磁気(マグネット)処理水装置等は、水路系内で効果が出る「部分」「形状」「環境」等の「条件」が非常にシビアで現場によっては、全く効果の出ない場合が多々あります。それもそのはずです。この技術の効果が顕著なら、『水処理剤』も『メンテナンス管理』も『排水規制』もこの世界から必要なくなるでしょう。それが可能ならば非常に素晴らしい事なのですが、実際の現場はそんなに甘くはありません。テストで設置されてた期間に循環水の濃縮倍率を著しく上昇させてしまった為に、逆にスケール付着状態が悪化したケースもあったそうです。

必ず水の「濃縮倍率」は「現実的な倍率」で入れ替える事をお勧めいたします。


一般的に「環境対策」「排水対策」と聞くと、「新たに高価な機器を設備しなければならない」等の莫大な初期費用がかかると思いがちですが、カルファバスは逆に大幅コスト削減が実現出来ます。 また、効率良く水のコンディションを整えるので、大幅な「水」の節約にもつながります。

東京湾、伊勢湾、瀬戸内海などでは「水質総量規制」で「りん」「窒素」の排水制限が年々厳しくなってきております。それは環境保護の観点からとても重要なファクターです。

しかし、従来の「りん」を基剤とする水処理剤を使用した場合、排水基準値まで落とすために、排水前に大量の浸水と薄めてから排水したり、浄化槽を新設し、微生物に生分解させてから排水したりと、いずれにしてもイニシャルコスト、ランニングコストがかかるでしょう。

CALFA BAS(カルファバス) に「りん」や「窒素化合物」は一切含まれませんので、排水処理にかかるコストは一切必要ありません。

従いまして、

@「りん」「窒素」の残存量を計測する「濃度計測機・システム」
A「水質総量規制」以下に薄める為、「排水される為だけに注がれる大量の水」
B「りん」「窒素」を分解させる為の「微生物管理する浄化槽・管理費」

何もかもが「不要」です。 これらに費やす「莫大な不要コスト」は直ちに削減しましょう。



関連文書:

  • 経済産業省 資源エネルギー庁 (平成20年度省エネ法改正の概要)
  • 財団法人省エネルギーセンター 「省エネ法が変わります」
  • 第一種指定事業者のうち上水道業、下水道業及び廃棄物処理業を営む者による中長期的な計画の作成のための指針
  • エアコンディショナーの性能の向上に関する製造事業者等の判断の基準
  • 省エネ法情報集(工場・事業場関係)


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