CALFA"SEP"水中不純物分離装置は、カルファ社が開発した「特殊形状リング」が織り成す"RINGS高速分離法" を採用しているので、水中の固形不純物を下方に分離し、底部に濃縮し排出する事が可能です。
弊社の「環境に優しい水処理剤CALFA BAS(カルファバス)」と併用する事によって、水中の不純物を効率良く凝集・濃縮させ、設備に悪影響を与える硬度・濁度の高い「汚れた水だけ」を抜き取れます。そして、砂ろ過器(サンドフィルター)の様な頻繁に行わなければならない「逆洗浄」も必要ありませんので、著しい「節水効果」が得られます。また、設備に対して、補給水を最低限しか使用せず、いつもキレイな水だけで「循環&熱交換」させるので、設備のスケール障害が発生しません。
CALFA BAS(カルファバス)の設備・配管内のクリーニング作用・スケール予防・防錆効果で、いつでも健全な設備を維持し最適な熱交換率を生み出します。その結果、大きな「省エネ効果」が得られます。
左写真はCALFA"SEP"内部の「特殊形状リング」です。【特許第5453363号】
このリングで水をSPREAD(拡散)を繰り返す事により水中の不純物を分離して行きます。
水力学(水理学)の見地から考慮し、専門家と共同で徹底的に「シェイプ」「サイズ」と「バランス」を計算・改良・運用テストを幾度となく繰り返し、この精度まで高めました。
「無りん・無窒素・非ポリマー系」水処理剤CALFA BAS(カルファバス)との併用で「節水」「省エネ」「防錆」「人間の健康」「環境保護」を同時に実現できる、新しい「環境考慮型 水処理技術」。今後は、この優れた新技術が日本から世界へ、やがて「世界標準」となって行く事でしょう。
CALFA SEPは、水中の「水」よりも重い(比重:>1.0)の成分であれば、どんな物でも分離可能です。下記のテーブルは、一般的な金属の「比重」です。
水 | 1.0 | ||
石灰石(炭酸カルシウム) | 2.8 | アルミニウム | 2.7 |
砂・シリカ | 2.6〜2.8 | 亜鉛 | 7.1 |
土・沈泥 | 1.2〜2.0 | 鉄 | 7.8 |
カーボン | 1.8〜2.5 | 鋼 | 7.8 |
アンスラサイト | 1.3〜1.9 | ニッケル | 8.9 |
メッシュ |
ミクロン (μ) |
# 100 |
約150μ |
# 120 |
約125μ |
# 150 |
約100μ |
# 300 |
約50μ |
# 500 |
約25μ |
※「ストレーナー・フィルター」で物理的除去を行った場合の「メッシュ(網目の細かさ)」と「ミクロン(不純物粒径)」の関係です。「150メッシュ」のフィルターを設置しても、「100ミクロン以下」の不純物は通過してしまいます。
現実的ではありませんが、仮に「500メッシュ」の超ファインフィルターを用いても、25ミクロンまでしか取れません。
冷却循環水路系に「500メッシュ」を設置したら、メッシュが細かすぎて、水を循環させる事自体が困難になります。「圧力損失」はもちろん、瞬間的に「詰まり」が発生するでしょう。
CALFA SEPは、圧力損失をほとんど発生させず「7ミクロン」までの超微粒不純物までセパレーション可能です。
* 循環冷却水で5ミクロン以下の試験は「不要」と判断し行っておりません。