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冷却塔(クーリングタワー)の冷却水・循環水処理 orange_bar

カルファセップ(CALFA SEP)導入事例

カルファセップ


上写真は「某大型ショッピングセンター」の冷却塔配管です。屋上に冷却塔が設置されている為、季節や風向きにより砂が大量に冷却塔に混入・循環。その為、配管系内部は砂により「スクラッチ(ひっかき傷)」が入り摩耗する問題を抱えておりました。そこでサイドフィルターとしてCALFA SEPを導入。水処理剤をCALFA BASに変更。現在は、混入する「砂」は分離され、設備の腐食問題・スケール問題も解決。




某オランダ製のフィルターシステム

CALFA SEP ×2台に変更
 CALFA"SEP" (PS-200P型)を2台 (現:CA-4相当)
フル・ストリーム型で設置
 CA-4型(フルストリーム換算)
処理流量116〜350m3/hr×2台
最大で700m3/hrまで処理可能

これまで、某オランダ製のフィルターシステムを使用していたが、「スケール付着」の問題があり、圧力上昇が頻繁に発生。
これを除去するために酸洗浄を繰り返し、循環水に塩素剤を使うので、フィルターの金属腐食が進み、フィルターとして全く機能しなくなっていた。 SEPは「金属腐食」も発生しませんし、フィルター方式ではないので、詰まり、酸洗浄、フィルター交換、逆洗浄も必要ありません。










CALFA"SEP"に変更 CA-3タイプ×2台)
逆洗浄が不要なので、膨大な「節水」を実現!

大型製鉄メーカーは、米国製の「砂ろ過器(サンドフィルター)」を2台設置。

しかし、砂ろ過器の場合、ある一定期間稼働すると、砂の凝固作用(砂が石の様な状態になり、やがて岩の様に凝固)が働きフィルタレーション能力が低下。本設備も一日に数回、頻繁に逆洗浄をかけていましたが、それでも詰まりが発生し、やがて逆洗浄も出来ない状態になってしまいました。

通常であれば、この場合、 系統を一時的に停止して「ろ過材(砂)」の全交換が必要となるのですが、ろ過器メーカー推奨の「砂(ろ過材)」は米国から輸入する為、大変コストがかかって困っておりました。

そこで、CALFA SEPを提案・テスト運転を行ったのち、今回、2台採用となりました。
あわせてCALFA BASもご使用いただけました。

設備を管轄する最高責任者は、こんな小さなシャーシで「逆洗浄」「ろ材交換」「ろ過能力の低下」「圧力損失」もない。そして、熱交換器・配管系のクリーニングも行ってくれるなんて素晴らしい。

あの莫大に費用のかかる大型砂ろ過器は、一体、何だったんだろう。順次、このシステムに変更して行きたい。とおっしゃっておりました。

CALFA SEP設置後の「全硬度」と「濁度」の変化


全硬度
(Total Hardness)
濁度
(Turbidity) ※1
設置後
892mg/L
135 (NTU)
3日後
607mg/L
76.1 (NTU)
4日後
510mg/L
61.8 (NTU)
5日後
419mg/L
51.8 (NTU)
6日後
410mg/L
48.1 (NTU)
7日後
409mg/L
41.8 (NTU)
18日後
398mg/L
22.1 (NTU)
19日後
369mg/L
19.2 (NTU)
20日後
359mg/L
18.3 (NTU)
※1 : NTU:Nephelometric Turbidity Units「ネフェロ分析濁度ユニット」
    計測さる液体中の「非溶解微粒子の密度」で米国での「標準規格」
    設置後、わずか20日で「全硬度:-60% 」!「濁度:-86%」!



タワー内部に水中ポンプ投入 / 外部にSEP設置

CALFA SEP 下部ドレンから採水

タワー内部から採水



現在はコントロールユニットと自動ボールバルブ設置済み

約2週間、SEPからの排水なしで高濃縮になってしまった「ドレン排水」



工業薬品・有機溶剤工場でのテスト設置

冷却循環水からの鉄錆び(酸化鉄)の除去


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